相続税の節税や土地資産の有効利用、円満な遺産分割のノウハウ。相続コーディネーターのパイオニア「夢相続」のオーダーメード相続。

[相談者]
沢田さん(男性)
[被相続人] :父
[相続人] :母、長男(相談者)、長女
[財産の内容] 自宅不動産、賃貸マンション、有価証券等、国債、株式、預貯金、生命保険

沢田さんの父親はもともと農家ですが、祖父から相続した代々の土地を活かして不動産賃貸業も営み、財産の9割を不動産が占めています。今年70歳を迎えたため、相続のことを考えておこうと、父子で相談に来られました。以前から父親の考えは長男に全て財産を相続させ、家を守ってもらいたいというもの。しかし、沢田さんは結婚して他県に住む妹が何も相続しないのはうまくいかないのでは、と不安です。相続税額の試算は約1000万円と計算しましたが、節税対策の前に、相続人の間でもめない準備が必要でした。
財産を持つ父親が独断で遺言書を作成することはできますが、長男に偏れば母親と妹から不満が出ることは容易に想像できます。
夢相続の提案で、家族4人にご来社をお願いし、話し合っていただきました。やはり母親も妹も長男に財産が偏るのは賛成しかねることがわかりました。話し合った結果、財産を応分することで意見が一致しました。同席した父親も納得し、迷い無く公正証書遺言を作成できました。
長男に財産が偏ることは、配偶者の取得割合が少ないため、特例をほとんど利用できないことになり、納税が増えてしまいます。母親と妹から遺留分減殺請求が起こされたら、感情的にもうまくいかなかったでしょう。家族全員が安心、納得の相続となりました。

遺言書は「黙ってこっそり作って隠しておく」というイメージがありますが、それではかえってトラブルになります。遺言書を作る前に内容をオープンにし、合意をもらっておくことが大切だと感じています。
