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【相続事件簿】娘よりも同居人に頼る母親。兄とも不仲。このままでは不安すぎる!

2019/02/05


 

あらゆるパターンの相続トラブルを目撃してきた相続実務士・曽根惠子が、これまであった相続トラブルの実例と、その解決策をご紹介します。
後戻りできない骨肉の争いを避けるために、ぜひ読んでみてください。

 

三田紀子さん(仮名・56歳)の場合

今回の相談者は三田紀子さん(仮名・56歳・銀行勤務)だ。
彼女の父親は15年前に亡くなり、母親(82歳)は一人暮しをしているという。

しかし、この12年間のコミュニケーションは、電話や近くのファミレスで会うこと程度。母と娘によくある、密接な関係ではないという。
「私の家は、母親の家から徒歩30分程度なので、いつでも行けるのですが、父が亡くなってから3年後に、母がある男性と同居を始めたのです。
それで行きにくくなってしまって……」と語る。

 

相談者・紀子さんには6歳年上の兄がいる。
IT関連企業を経営するやり手経営者で、父親の相続の時もかなり有利な条件で財産を譲り受けていたのを、横眼で見ていた。
お父様は遺言書を残していなかったのだ。

「このときに、父の財産を巡って、母と意見が対立し、骨肉の争いになりました。
父は遺言書を残していなかったのです。
あのときの相続をめぐる争いはすごかったです……
罵る兄、母は兄に向かって食器を投げつけて大乱闘……
近所を巻き込む大騒ぎになりました。
それが原因でかつての実家である、先祖代々の土地に住みにくくなり、売ることになりました。
もちろん、そのお金の大半は兄が受け取っていました。
兄はそのお金を元手に沖縄かどこかで会社を立ち上げ、家族で移住してしまったんです。
母とも私とも一切の連絡をとっていません」

 

その後、紀子さんは、父の死と実家の引っ越しなどで落ち込む母の面倒を見てきた。

「だからこそ、母の時は、私の方が多くもらいたいんです。
息子2人を私立大学に出して、私達夫婦の老後費用はほとんど残っていません。
母に“オマエが死ね”とまで言った兄に、母の財産を渡したくないというのが正直な気持ちです。
でも、きっと兄は、地元の友だちも多いので、母が亡くなったら聞きつけて来ると思うんですよね。
理論派で弁もたつから、私には絶対かなわない相手です。それがとても不安です」

 

不安要素は兄だけでなく、交際し同棲中の男性もそうだという。
相手の男性はお金に困っている様子がないとはいえ、母親が住むマンションに転がり込んできた同世代だ。

「母親だから、娘には何でも言ってもらいたいと思うのですが、肝心な財産のことやこれからのことを母親の口から言うことはなく、私が聞いても、はぐらかしてしまい、教えてくれません。
このままでは、預金もわからないし、通帳などの重要書類もどこに置いてあるかわからないので不安です。
母の財産は3LDKのマンションと預貯金なのですが、その額がいくらかもわかららないのです」

 

「このケースの場合、相続させる母親の意思を確認することが先決です」と相続実務士・曽根は言う。
最近の高齢者に多いのは、同居している恋人の意見を鵜呑みにして、遺言書を書いてしまうというケースだ。
過度に財産を娘に隠す母は、もしかすると恋人に財産を渡すような遺言書を考えているかもしれない。
そうならない前に、皆が納得するような遺言書や任意後見人の契約をしておく必要があるというのだ。

そこで気になるのは、よく聞く「成年後見人」と「任意後見人」の違いだ。

「成年後見人は、精神上の障害(知的障害、精神障害、認知症など)で、判断能力が不十分な人が不利益を受けることがないように支援する人のことで、その立場が公的に証明されます。
任意後見人は本人に十分な判断能力があるうちに、将来判断能力が低下したときのために、あらかじめ自分で選んだ代理人(任意後見人)を準備しておく制度です。
本人と任意後見受任者との間で内容を決めます。

いずれのケースにおいても、公証人役場で公正証書を作成する必要があります」(相続実務士・曽根)

 

依頼者・紀子さんの解決策としては、母親がトラブル回避のためにも、遺言書や任意後見人契約の必要性を感じてもらうことだ。
そのために自治体で行われる相続関係のセミナーや、プロによる個別相談会などにお出かけ感覚で参加することがいいという。

「お父様が亡き後、自分の意思で生活をしてこられたお母様は、娘や周囲の人の意見をすんなりと聞くタイプではないでしょう。
ですから、第三者や専門家からのアドバイスを受けられる状況を作り出すことが必要だと言えます。
時間かかっても、母と娘と一緒に、相続のことを考えて対策をしておかないと、困ることになる可能性が高いです」(相続実務士・曽根)

 

母親が亡くなれば、何があっても兄との連絡を取ることが必要になる。
だから紀子さんは、曽根さんのアドバイスを参考に、12年ぶりに兄に連絡取ったとか。
すると、歳月が感情を和らげており、思った以上に良好な感じで話を進めることができたそうだという。

 

 

遺産相続評論家・相続実務士のアドバイス

 

親子よりも身近な他人を頼るケースも多々ある。
遠慮したり、見過ごしたりして安易に考えていると相続になって慌てることになりかねません。
不安を解消しておくには、思い切って本人に切り出してみる事です。
いきなりよりは、自治体の相談窓口や、専門家のサポートの活用がオススメです。

 

コラム執筆

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