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【相続実務士が教える相続の知恵コラム】「相続させる人」と「相続する人」

2018/12/26


 

私は相続対策のご提案とサポートをする夢相続を運営しており、

いままでに1万4000人以上の相続相談を受けて、アドバイスやサポートをしてきました。

圧倒的な実例を見ているからこそ蓄積してきたノウハウや相続のコツがあります。

そうしたことを「相続実務士が教える相続の知恵コラム」としてお伝えしていきます。

今回のテーマは、「相続させる立場」と「相続する立場」です。

親子間で相続に対する認識は微妙に違っていたりして苦労されています。

 

 

「相続させる人」から意思を残して自分と家族を守る

相続では亡くなった方に対して感謝や尊敬心を持ちながら、互いに配慮して家族の絆を大切される気持ちがあると、

こちらにもそうした気持ちは十分に伝わりますし、終始円満に穏やかに手続きが進みます。

そうした場面をつくるためには、家族に配慮した意思を残すことが必要です。

いざ、相続の用意をしようとするといろいろな迷いもでてくるでしょう。

 

「相続させる人」の本音を聞いてみると次のような感じです。

・子供にはお金を知らせるとあてにされそう

・生前にお金を渡すと使われて、なくなってしまう

・親のお金をあてにするような生き方をさせたくない

・お金は最後まで渡したくない

・財産を残すともめ事になるので残さず使い切る  などなど

 

おひとりずつ聞いてみると、もっといろいろなお気持ちがあることでしょう。

ほんとうにおひとりおひとり違いますので、オーダーメードで考えないといけないのです。

 

 

「相続する人」から 親が主役、きょうだいの情報共有が大切

「相続する人」の立場では、いきなり相続や財産の話をするのではうまくいきません。

親の財産をあてにしているのか、親が死ぬのを待っているのか、など神経を逆なですることにもなりかねません。

「相続する人」が気をつけておきたいのは、あくまで「主役は親」ということ。

親のサポートするために、老後の希望を聞いたり、きょうだいで役割分担を決めたりして情報共有することが大切です。

 

親に聞いておきたいのは次のようなことです。

・ずっと自宅に住み続けたいのか

・独り暮らしになっても大丈夫か

・介護が必要になったら、誰がサポートするのか、誰にサポートしてもらいたいか

・認知症になったら、誰がサポートするのか、誰にサポートしてもらいたいか

・老人ホームなどに入るには費用は足りるのか などなど

 

 

相続はサポートの延長線上にある

相続や財産は、親のサポートの延長線上にある枝葉のことで主目的ではないと考えることが円満に進めることかもしれません。

義務を果たしてこそ、権利が生まれるはずです。

それでも、相続の場合は、法律で権利が決められていて、保証されていることが争いを引き起こす現実がありますので、

生前に予行演習のように、家族でコミュニケーションを取り、相続を想定した親のサポートをしながら、相続の用意が必要となります。

自分や家族に合った方法は何か、考え、話し合い、探すところからはじめてはいかがでしょうか。

親のサポートを主としたテーマとして、親、きょうだいで希望を聞いたり、役割分担を決めたりする機会を持つことが大切です。

相続は家族のテーマということです。

 

 

相続対策はいつから?

それでは、いつから、はじめるのがいいのでしょう。

「相続させる立場」の方は、”70歳”がボーダーラインのようで、考えはじめる年齢のようです。

それ以上の年代となっても親が動かない場合は、「相続する立場」の子供たちが動かれますので、主に40代から60代の年代となります。

それも、自分の独断でよいかというと、それでは「意思」や「気持ち」は伝わりません。

自分の考えや気持ちを話すことでもいいでしょうし、「相続する人」の考えを聞くこともいいでしょう。

いずれにしても相続の用意をしておかないとうまくいきません。

どちらの立場でも、相続を意識して家族でコミュニケーションが必要です。

 

 

 

 

相続対策に関するおススメの書籍

「相続はふつうの家庭が一番もめる」

 

 

 

 

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