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【相続トラブル事例】不動産が原因で分割できない→解決が先送りに

2018/06/14


【相続事情】 親子きょうだいが皆同じ敷地に住む

 

佐々木浩三さん(40代)の実家は農家の分業です。
父の代になってから、敷地の横にバイパスができ交通量が増えたので、立地条件を生かして、畑のあった場所で飲食店を経営してきました。
浩三さんは7人きょうだいの三男です。
現在は長男が父のはじめた飲食店を継いでいますが、他のきょうだいはそれぞれ別の仕事についています。

 

先般、父親が亡くなり、相続の手続きが必要になりました。
相続人は母親と7人の子どもたちです。
どう分けたものか話し合っても全員の意見をまとめるのは難しいと判断して、浩三さんが代表して相続コーディネーターに相談することにしました。

 

父親の財産の大部分は土地です。
まとまった面積があり、自宅と長男が経営する飲食店、節税対策に建てた賃貸マンションの3棟が建っています。
父親は、子どもたちにはそばで生活してもらいたいと希望していましたので、7人きょうだいのうち5人が父親名義の賃貸マンションに住んでいます。

 

親にしてみると近くに住んで、兄弟姉妹で互いに助け合ってもらいたかったのでしょう。
長男と次女は結婚していますが、ほかの5人はみな独身です。

 

解決への試み

 

飲食店を経営する長男家族も賃貸マンションに住んでいるため、長男は飲食店と賃貸マンションの両方とも不動産の権利を主張するのではないか、と浩三さんは心配です。
子どもが7人なのに、不動産を3か所で使用しているため、分け方が難しいのです。

 

父親の相続では、賃貸マンションの借入も残っており、母親の配偶者特例を利用すれば相続税の負担は大きくないということがわかりました。
とりあえずは、不動産は母親に相続してもらい、問題を先送りしておくしかないとアドバイスを受けました。

 

この先、母親が亡くなったときのことを考えると、母親名義となる賃貸マンションに子ども5人が生活している現状では、誰がそのマンションを相続するかが問題です。
賃貸マンションは家賃収入もあり、世帯数の多いマンションだけに、誰が相続するのか簡単に決められそうにありません。
子どもたちの共有名義で相続して家賃を分けておく方法もあると言われました。

 

親の不動産に家賃もなく住めることで、5人とも気軽に生活してきました。
きょうだいの仲はいいので争うことはないと思いますが、次の相続までに話し合って決めたいと浩三さんは考えています。
公平に分割できるかどうか、まだまだ課題があります。

 

遺言書があったらどうなっていた?

 

佐々木さん一家の場合、不動産を母親が相続することで、兄弟姉妹の関係を良好に保ったまま父親の相続手続きを済ますことができました。
ですが、これは課題を先送りしたに過ぎません。
将来母親が亡くなって相続になることを想定して、兄弟姉妹でよく話し合って遺産分割を決め、母親に遺言を書いてもらうことをおすすめします。

 

遺言作成のポイント
・不平不満が出て仲の良い兄弟姉妹が争うことのないように、生前からよく話し合うことが大事。
・不動産の分け方が難しいが、共有だと問題が残る。

【講師】曽根恵子

(株式会社夢相続代表取締役 公認不動産コンサルティングマスター相続コーディネート実務士)

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