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幻冬舎ゴールドオンライン【第56回】連載更新のお知らせ
2022/07/27
[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第56回】
◆子連れ離婚した末娘が不憫…家を継がせ、遺産も多く渡したい【相続のプロが解説】
◇母を看病した末娘が離婚、今度は父をサポート
今回の相談者は、70代の内藤さんです。内藤さんは最初の結婚で、2人の娘に恵まれました。しかし、娘たちがまだ小学生のころ、妻が事故で他界しました。その後、いまの妻と再婚し、1人娘が生まれました。
娘たちは20代で全員嫁ぎ、実家を離れていましたが、4年前に妻が病気を患った際、末娘が心配し、定期的に実家へ戻ってくるようになりました。
その後、看護の甲斐なく妻は亡くなってしまいましたが、介護に通ってくれていた末娘が離婚することになり、内藤姓に戻って孫たちとともに実家で暮らすようになりました。そのことから、高齢となった内藤さんは、末娘や孫たちを頼りに思うようになりました。
内藤さんにとって、3人の娘は同様にかわいいのですが、先妻との子である2人の娘と、後妻との子である末娘には距離があり、また、上の2人の娘たちからは、末っ子の娘をかわいがり過ぎるという不満を聞くこともありました。
「本当に、娘たちはどの子もみんなかわいいのです。ですが、ずっと専業主婦だった末娘が離婚することになってしまい、不憫で不憫で…。いまは慣れないパートを頑張っていますが、バリバリ働いている上の2人と比べると、本当に危なっかしくて見ていられません。将来を考え、財産はできるだけ末の娘に残してやりたいのです」続きはコチラから