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幻冬舎ゴールドオンライン【第23回】連載更新のお知らせ

2022/03/07


 

[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第23回】

◆「子どものために」「老親のために」…家族の思いやりが招く、相続対策の誤解【相続のプロが解説】

◇相続税を心配し、現預金を積み上げる高齢者

最近では、多くの方々が相続問題を「自分事」の目線で考えるようになりました。筆者のような相続コーディネーターからすると、非常に喜ばしいことですが、多くの方が「誤解」していることがあります。

親世代の方々の場合、なによりも「現預金を重視している」という点です。子どもたちに多くの財産を残すべく節約に励み、なかには億単位の預金を保有している方もいます。みなさん口をそろえるように「これだけあれば相続税も安心」というのですが、手元に多額の現預金があっても、いまでは生活費の足しになる利息は得られず、また、「預貯金」状態の資産では、金融機関に預けてある残高がそのまま財産評価となってしまいます。なにより、被相続人が亡くなってしまったら、節税することはかないません。

多くの高齢者の方が預貯金を残すのは、相続税の心配ばかりでなく、老後子どもの迷惑にならないよう、老人ホーム等の入所を準備しようという気持ちもあるようです。少しグレードが高い老人ホームであれば一時金が数千万円のところも珍しくなく、なかには億単位の資金が必要な施設もあります。

とはいえ、だれもがそのような所へ入所するわけではありませんし、高齢化が進展している近年、施設の選択肢も増えています。

一般的な高齢者賃貸住宅であれば、入居時の保証金は数百万円でよく、また月々の費用も「家賃+食費+管理費等」で、だいたい20万円以内で収まります。このことから、老後の住まいのために生活を切り詰め、我慢を重ねて暮らす必要はないのです。

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