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幻冬舎ゴールドオンライン【第51回】連載更新のお知らせ

2022/07/04


 

[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第51回】

◆母の遺産4000万円が消失…ローン完済、アパート所有の長男「なぜだろうね、不思議だね」【相続のプロが解説】

 

◇80代まで就労していた母の遺産、6,000万円のはずが…

 

今回の相談者は50代会社員の森川さんです。先日亡くなった母親の相続を巡り、きょうだいが対立しているとのことで、筆者の事務所を訪れました。

 

森川さんの父親は20年以上前に亡くなっており、今回の母親の相続では、森川さんと森川さんの兄・妹の3人が相続人です。母親は80代まで医療関係の仕事を続けながら、単身用のアパートで質素な生活をしており、森川さんは母親本人からも「現金はかなり残してある」と、たびたび聞いていました。

 

「ところが、母が亡くなったあとに財産を確認したら、銀行の口座に2,000万円ちょっとしかなかったんです」

 

森川さんは、生前の母親から「きょうだいそれぞれ、2,000万円ずつ分けられるように残してある、安心して」と聞いていたため、不審に思って兄に尋ねましたが、兄は「知らない」の一点張りです。

 

納得できない森川さんは、妹と相談して預金の明細を入手しました。すると、ここ数年にわたり、3,000万円以上のお金が何回にも分けて通帳から引き出されていることが判明したのです。

 

驚いた森川さんと妹ですが、母親の生活状況から本人が使ったとは思えず、兄の手元に渡っているのではないかと疑いました。

 

「妹と2人で兄を問い詰めました。ですが、なにを聞いても〈知らない〉〈わからない〉とのらりくらりするばかりで…。でも、絶対おかしいと思うんです」

 

森川さんと妹は、兄に対して調停を申し立てました。続きはコチラから

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