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幻冬舎ゴールドオンライン【第62回】連載更新のお知らせ

2022/09/05


 

[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第62回】

◆「これ、お母さんなの!?」末っ子長男、墓の戒名で知った母の死【相続のプロが解説】

 

◇父の相続時に熾烈な争いを繰り広げた「母 vs. 姉2人」

 

今回の相談者は、50代男性の山田さんです。10年前の父親の相続で揉め、その問題が今も尾を引いて悩んでいるとのことで、筆者の事務所を訪れました。
 

山田さんの家族構成は、両親と2人の姉です。亡くなった父親は、数千万円の金融資産のほか、自宅と貸店舗を保有していましたが、遺言書を残しませんでした。

 

法的には配偶者である母親が1/2、山田さんと2人の姉がそれぞれ1/6という割合になります。山田さんと母親は、法定割合に近くなるよう、自宅と収益の得られる貸店舗を母親名義にしようとしましたが、2人の姉は貸店舗を相続したいといって譲らず、大変なトラブルとなってしまったのです。

 

最終的に貸店舗は、母親6割、姉2人が2割ずつの共有となったほか、数千万円の預貯金や有価証券も、母親と姉で分割しました。山田さんは、母親が暮らす自宅を相続しました。

 

「母親は、姉たちの振る舞いにほとほと疲れ果て、もうあの子たちの顔を見たくないといって、私と妻の前で泣いたほどなのです」

 

山田さんの母親は、この件から「自分の相続時には揉めないよう、遺言書を残す」といって、公正証書遺言を準備しました。

 

「母は、〈自分の財産はすべて長男に残す〉という内容で、公正証書遺言を作成したのです。父の相続で、姉たちには十分すぎる財産を渡したから、ということでした」続きはコチラから

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