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幻冬舎ゴールドオンライン【第71回】連載更新のお知らせ

2022/10/12


 

[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第71回】

◆【遺言書】不公平な遺産分割+「負債」まで背負わされた兄の「泣きっ面に蜂」

 

◇母が亡くなり、公正証書遺言書の存在が明らかに

 

今回の相談者は、50代会社員の伊藤さんです。亡き母親が遺した公正証書遺言の内容で困り果てていると、筆者のもとへ相談に訪れました。

 

伊藤さんの母親は、父親を亡くして以降ひとり暮らしでしたが、近くに暮らす妹が、何かと面倒を見てくれていました。伊藤さんの母親には、晩年まで暮らしていた自宅と、自宅近くのアパート、あとは亡き父親の生命保険等を含むまとまった金額の現預金など、かなりの資産があります。

 

伊藤さんは、母親の資産の内容をだいたい把握していましたが、相続が発生したら、妹と希望をすり合わせて適当に分ければいいと思い、あまり深く考えなかったといいます。

 

ところが、伊藤さんの母親は公正証書遺言を遺していました。

 

「母親が遺言書を残しているなど、まったく想像していませんでした」

 

遺言書の内容によると、伊藤さんにはアパートのみ、妹には自宅不動産と預貯金のすべてという内容でした。伊藤さんが相続するアパートより、妹が相続する自宅のほうが広くて評価も高く、それプラス預貯金となると、伊藤さんが全財産の35%程度なのに対し、妹が65%と、不公平な内容です。

 

「私はすでに自宅がありますから、妹に実家の不動産と現金がいくのはかまわないのです。アパートなら家賃収入も得られますしね。それだけなら、まあ仕方がないと思ったのですが…」続きはコチラから

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