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幻冬舎ゴールドオンライン【第73回】連載更新のお知らせ

2022/10/19


 

[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第73回】

◆中高年姉妹を「実家売却」に追いこんだ、顔も知らない異母きょうだいの〈積年の恨み〉

 

◇母の死で判明した、父の離婚歴と異母きょうだいの存在

 

今回の相談者は、50代会社員の佐藤さんです。数ヵ月前に亡くなった母親の相続手続きをするにあたり、自分では対処しかねる問題が起きたので相談したいと、筆者の事務所を訪れました。

 

佐藤さんは10年以上前に父親を亡くしましたが、当時は健在だった母親がすべてを引き継いで管理することになり、相続手続きをしませんでした。財産自体も、実家の土地と建物と預貯金程度で、申告が不要な額でした。預貯金は母親が生活費の足しにしているようでした。

 

佐藤さんは2人姉妹の長女で、妹は隣県に嫁ぎ、佐藤さんも実家近くに夫婦で家を建てており、母親と同居はしていません。

 

今回母親が亡くなったことで、ようやく名義変更等の手続きに着手するべく、必要な書類を集めはじめたといいます。

 

「私の両親はずっと共働きでして、実家の不動産は父と母で2分の1ずつの共有名義です。自宅と預貯金以外の財産はほとんどありません。今回の相続人は私と妹のふたりですから、実家を私の名義にして、〈家はいらない〉といっていた妹には残りの現金すべてを渡せばいいと、簡単に考えていたのです…」

 

ところが、戸籍謄本を取り寄せて驚きました。書類の内容から、父親は再婚で、先妻との間に子どもが2人いることがわかったのです。つまり、佐藤さんと妹の異母きょうだいです。

 

「これまで両親から、そんな話は一切聞いたことがありませんでした。とにかく動揺してしまいまして…。異母きょうだいにどうやって接触して交渉したらいいのか、ぜひ相談に乗っていただきたいのです」続きはコチラから

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