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幻冬舎ゴールドオンライン【第87回】連載更新のお知らせ

2022/11/30


 

[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第87回】

 

◆円満&平等主義の遺産分割が引き起こす〈時間差相続トラブル〉という大問題

 

◇土地持ちの父、資産状況が明確で助かったが…

 

今回の相談者は、50代の公務員の加藤さんです。父親が亡くなり相続が発生しましたが、遺産分割の方法について、現在の計画よりもっといい案がないかアドバイスがほしいということで、筆者の事務所を訪れました。

 

「私は二男なのですが、長男の兄はアメリカ在住、三男の弟は関西在住、長女の妹は九州在住と、みんな生活拠点がバラバラなのです」

 

かくいう加藤さんも静岡県在住で、父親亡きあと、母親がひとりで暮らす神奈川県の家からは離れて暮らしています。

 

加藤さんの父親はサラリーマンでしたが、祖父から農業も引き継いでおり、自宅近くに複数個所の畑を所有していました。しかし、時代が変わって市街化が進み、区画整理も始まったことから、ほとんどが宅地となっていました。

 

加藤さんの父親も相続が気がかりだったようで、農協に勧められ、10年前には8世帯のアパートを建てていました。父親の資産状況ですが、アパートのほかに、自宅不動産、貸店舗、宅地、農地、預貯金といったものがあります。

 

「アパートを1棟建てただけでは不安だったのでしょう。金融機関の相続セミナーに参加したらしく、相続税の予想額試算表を作成してもらっていました。試算表には、父が所有する不動産の案内図や公図、謄本など、関係資料も添えてありました」続きはコチラから

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