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相続実務士実例Report更新のお知らせ「越境問題のリアル:現場で見た“たった7cm”が生む深刻なトラブル」

2025/08/08/16:30


 

土地取引における越境問題は、法務や測量の世界ではごく一般的なリスク要因として扱われていますが、
実際の現場では「たった数センチの越境」が引き渡しの遅延や
信頼関係の破綻、場合によっては売買そのものの白紙解約にまで発展することもあります。

 

図面上の数字では些細に見える越境でも、
当事者にとっては感情を刺激し、場合によっては「譲れない一線」となってしまうのです。

 

今回は都内の実家を売却されたときに関わった実例を通じて、
「越境問題」がもたらす現実と、対応の難しさ、そしてそこから見えてきた教訓をご紹介します。

 

空き家になった自宅、これから、どうする


Sさん(60代女性)の母親が亡くなり、実家は空き家となっていました。
Sさん一人娘で、結婚して実家を離れ、家族で夫名義の家に住んでいます。
実家を相続したものの、実家に戻って住むということはありません。

 

土地は90坪あり、いままでは土地の半分は庭になっていて、
母親は庭の手入れを楽しみにされていたようですが、仕事もあるSさんにとっては
空き家の維持も庭の手入れもできないのでどうしたらいいかと相談がありました。

 

選択肢はいくつかありますが、主には次の3つになります。

 

1.    全部、売却して、資産組替する
2.    全部、売却して、賃貸住宅を建てる
3.    半分売却して、賃貸住宅を建てる

 

 

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