幻冬舎ゴールドオンラインに紹介されました 【第50回】
2021/02/04
[連載]相続実務士発!みんなが悩んでいる「相続問題」の実例 【第50回】
◆シニア婚女性、相続時に継子が豹変「父の遺産は渡せない」
◇シニア婚の夫婦、これから幸せな老後を送るはずが・・・
今回の相談者は、60代の北野さんです。夫が急な病に倒れ亡くなったのですが、その後、子どもたちとの関係がこじれてしまったとのことです。相続の着地を探るため、筆者のもとに相談へ見えました。
北野さんの夫は地方公務員で、定年まで真面目に勤務しつつ、老後を見据えて貯金にもいそしんでおり、それなりの資産を持っていました。じつは北野さんは後妻で、先妻が3人の子どもを残して亡くなったあとに夫と結婚しました。結婚した当時は40代でしたが、それまでは一般企業に勤めるキャリアウーマンで、たまたま参加した仕事つながりの会合で知人に紹介され、その後も何度か複数人で顔を合わせるうち、親しくなったとのことです。結婚後も勤務を続け、数年前に退職。定年延長は選択しませんでした。
北野さんと夫はひと回り以上の年齢差がありました。結婚当初、3人の子どものうち、長女と次女はすでに結婚して独立しており、社会人2年目の長男は、同じ敷地内の別棟に暮らしていました。子どもたちの状況はいまも変わりませんが、結婚当初から夫が亡くなるまで家族の関係は悪くなく、適度な交流もあり、問題は感じなかったといいます。
夫の死は突然の出来事でした。持病もなく健康だったのですが、日課にしている朝の散歩の途中で脳梗塞を起こし、病院に搬送されたのです。残念なことに、看護の甲斐なく意識が戻らないまま亡くなりました。
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