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【プロに頼らなくても、意外にできる相続対策1】弁護士に頼むな

2019/12/04


【プロに頼らなくても、意外にできる相続対策1】弁護士に頼むな

相続になったら、弁護士や税理士や信託銀行や司法書士などの専門家に頼まないといけないと思っている人は多いのですが、そんなことはないのです。
そもそも相続とは、亡くなった人の意思や財産を継承することですから、亡くなった人に感謝し、意思を尊重し、家族みんなが協力しながら、互いに配慮した継承をしていくことだと言えます。家族の信頼関係があって、なにごともオープンにすれば、もめることはないでしょう。
財産の分け方については、遺言書があれば、優先します。ない場合は家族で話し合って決めるようにします。もめなければ、まずは、弁護士に頼む必要はありません。
少々、ギクシャクしたり、衝突したりすることもあるでしょうが、それでも、家族で互いに譲歩して折り合いをつけていくほうがいいのです。
財産が多くなければ相続税の申告は不要ですので、税務署にはなにもしなくていいのです。財産が多い場合は、相続税の申告書を提出しますが、これも税理士に頼まなくても自分たちでできることではあります。税務署にいけば申告書類一式をもらうことができますので、財産の明細を記載し、評価額を記載し、相続税を計算し、分け方によって、納税額の按分計算をすればいいので、実はとてもシンプルです。複雑でなければ、自分たちでやってしまうことはできるのです。
不動産の名義換えも自分たちでできます。遺言書や遺産分割協議書を添付し、登記申請書を作成し、亡くなった人の戸籍関係一式と相続人の戸籍、謄本、印鑑証明書などを添付すればできます。法務局でも書類の書き方など教えてくれます。
預金や株の名義換えや解約についても、自分たちが戸籍関係の書類や印鑑証明書、実印を持って手続きにいけばいいのです。
それがわかって、ちょっと気が楽になったと思いませんか?
それでも、まだ、そんなことができるのと思う人も多いことでしょう。実例を見ながら、イメージを膨らましてください。

●分割協議は相続人でまとめよう、弁護士には頼むな

[事例]本音が言えてすっきり! お金じゃない、“気持ち”の問題。
●相談者   Tさん(女性・50代)・職業 パート
●亡くなった人 父親 ●相続人   兄、妹(Tさん)・2人
●財産    自宅、農地、預金母親1000万円 父親2000万円 ※申告不要

●相続事情  献身的に両親の介護をしてきた

Tさんはふたりきょうだいで、5歳上の兄がいます。兄は、結婚して家を離れたあとは、両親が住む県内にマンションを購入して、家族3人で暮らしていました。Tさんは結婚して他県に嫁ぎ、娘にも恵まれ、兄夫婦よりもうんと遠いところで生活をしてきました。
ふたりの子供が独立してから、両親は2人暮らしとなりました。父親は農家の二男でしたので、自分の家とわずかな畑をもらっただけで、教員として定年まで勤め上げた人です。
先に体調を崩したのは母親の方でした。母親は70代後半で、ガンだと診断され、手術をしました。退院して家での生活に戻りましたが、あまり体調が思わしくなかったため、Tさんが毎週、通って家事をサポートしてきましたが、1年ほどで亡くなりました。
母親が亡くなってから半年も経たない頃、今度は、父親が脳梗塞で倒れてしまい、寝たきり状態になってしまったのです。父親は病院よりも自宅での生活を望みましたので、Tさんが泊まり込みで看病する日々が続きました。
それでも兄夫婦は仕事が忙しいという理由で、ほとんど来ることもありません。Tさんひとりが実家に住んで、ヘルパーさんの協力を得ながら父親の介護をしてきたのです。そうして、また1年ほどして父親も亡くなってしまいました。

●これが課題  長男というだけで上から目線

母親が亡くなったときは、父親も健在でしたが、すでに高齢でしたので、相続手続きは、兄が仕切りました。兄はTさんに100万円を渡たし、「これがお前の分だ」と。
兄の財産でもないのに、えらそうに、とカチンときましたが、まだ父親も健在ですからもめてもめてもいけないと思い、兄の言うまま、印鑑を押し、我慢したのです。
次に、父親が亡くなったときも同様で、兄は、「お前には財産は分けられない、放棄するように」と、一方的に分割協議書を送りつけてきてハンコを押すようにと言ってきました。父親の預金は、まだ父親が生きているときに、兄が管理すると言って取り上げてしまっていますので、Tさんにはいくら残っているかもわかりません。
その上、介護が必要なときは来ることもなかったのに、 ちょうど兄が定年退職をしたこともあり、四九日がすぎると家族で実家に住み始めたのです。
Tさんの怒りは頂点に達しました。

●現実はこうして解決した 冷静に聞いてもらいたい本音を伝える

Tさんは本を読んだり、専門家に相談に行くことで、相続の知識を持つようにしました。兄に財産目録を作って知らせて欲しいと言ってもなしのつぶてでしたので、自分でJAや郵貯に出向き、預金の残高や取引明細を調べることができたのです。
そうすると、父親が動けなくなったあと、兄が預金を引き出していることもわかり、兄にその事実を確認しました。その上で、兄とじっくり話をするようにしたのです。母親の介護のこと、父親の介護のことや、自分の気持ちなど。
兄の言動を責めるのではなく、自分の心情や本音を冷静に、兄に伝わるように話をしたところ、兄も聞いてくれて、理解してくれたのです。「それは大変だったな。」「そんな気持ちだったのか。」そういう言葉もかけてくれて、「お前の希望はどうなんだ」と、Aさんの希望どおりに 分割をしてくれることになったのです。
Aさんは、「兄に気持ちを伝えることができ、本当にすっきりした」と言われました。
「言わずに済ませると一生後悔しただろうし、病気になっていたかも」とも。
伝え方を間違えるともめることもあるため、言葉を選んだり、責めないような配慮は必要ですが、お金の問題ではなく、気持ちの通った会話や理解しあえる時間が共有できることで ずっきり、気が済むのかと思えます。
Aさんも兄に自分の気持ちを聞いてもらいたかったわけで、それが叶えば、財産を多くもらいたいわけではなかったのです。預金の半分をもらい、不動産は兄に渡して解決したのでした。「お金の問題じゃない」“気持ち”だというTさんの言葉は重みがあります。

●解決できたポイント

・お金じゃない、気持ちの問題だということを伝える
・感情をぶつけるのではなく、冷静に話をする
・弁護士、調停に任せずに自分で解決しようという気持ちを持つ

●教訓にしたいこと

・財産を教えてもらえなければ、自分で調べることができる
・隠すともめ事になる
★それでも解決しなかったら、依頼するのは、弁護士になる

●これは避けたい!後悔するパターン

Tさんがあきらめて弁護士に依頼し、遺産分割協議の調停を申し立てる

兄も怒り心頭、弁護士を依頼。調停が始まり、弁護士同士の話し合いになる

調停が終わって遺産分割は決まるが、兄妹は絶縁。

弊社では様々なプランをご用意しております。
お気軽にお問い合わせください。

 

 

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