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【プロに頼らなくても、意外にできる相続対策2】裁判所に理想は求めない!

2019/12/05


●調停しても、裁判しても、ストレスばかり。裁判所に理想は求めない
[事例]調停は取り下げて、早めに決着した
●相談者   Yさん(50代・男性 )・職業 公務員
●亡くなった人 父親 ●相続人 母親、Yさん、弟、妹・4人
●財産    自宅 土地1/5 建物1/2 ※共有者は長男夫婦
       預金 350万円 保険500万円   ※申告不要


相続事情

Yさんは3人きょうだいの長男です。父親が脳梗塞で倒れて半身不随となり、介護が必要になりました。母親だけではとても大変なので、それまでは両親は2人暮らしでしたが、長男のYさん家族と同居をすることにしました。
同居するには、実家も、Yさんの家も狭かったので、それぞれの家を売却し、両親とYさん夫婦と息子の5人が住める中古住宅を購入しました。そのため、土地は父親が1/5、Yさん夫婦が2/5ずつ、建物は父親が1/2、Yさん夫婦が1/4ずつという割合の共有名義となりました。
Yさんが同居を決めたのは、長男として両親を看なければならないという責任感もありますが、一番の理由は、看護師をしている妻が、「自分がお義父さんの介護をする」と言ってくれたからです。そのため、妻は病院を辞めて、父親の介護に専念することになりました。母親は食事の用意などはしてくれますが、70代後半ですので、ほとんど動けない父親の介護は、Yさんの妻がほとんどひとりでやってくれたと言えます。弟や妹は近くに住んでいますが、たまにしか来ませんし、妻と交代で介護をしてくれることもありませんでした。


これが課題  同居、介護への感謝がなく、相続の権利を主張された

父親が亡くなったのは、同居して5年が経過したときでした。四九日の法要を終えたとき、Yさんが話を切り出して、相続手続きや遺産分割の話合いをはじめました。父親の財産は、相続税の申告は不要ですが、遺言書がないため分割協議が必要でした。
Yさんは、自分達夫婦が、家を売って両親と同居をしてきましたし、特に妻は仕事を辞めて父親の介護をしてくれましたので、自宅は自分が相続するのが当然だという考えでした。それだけでなく、父親の介護をしてきた妻に対し、母親や弟、妹から感謝とねぎらいの言葉をかけてくれるとばかり思っていました。
ところが、現実はそう簡単にはいかなかったのです。弟と妹は、土地と建物にも自分たちの相続の権利はあると言い出しました。Yさんが独り占めするのはおかしいと。Yさんが期待した妻への感謝などありません。次第に、自宅の評価も時価になると弟が言い出し、話し合いは紛糾しました。怒鳴り合いの修羅場となったのです。
これでは埒があかないと思い、Yさんは家庭裁判所の調停に申し立てました。調停では、父親の介護をしてきた自分たち夫婦の正当性を認めてもらい、弟妹にわからせてもらえるようなことを期待したのです。


現実はこうして解決した 自分の意思で相続問題を解決する

調停は1回目から「いくら払えるの?」と言う言葉で始まりました。Yさんの気持ちを聞いてくれたり、弟、妹を説得したりする雰囲気は一切ありません。また、調停員がYさんの味方として具体的な案を出したりしてくれるわけでもありません。同じ調停の場所にしても、その場できょうだいが話し合えることもありません。Yさんは、これは自分が望んでいたものではないと痛感したのです。
調停の1回だけでも、Yさんには大きなストレスとなり、行き詰まりを感じましたので、専門家に相談をしてみたところ、調停を取り下げて、もう一度、Yさんがまとめてみてはというアドバイスを受けました。
こうしているうちに、母親はYさんや妻をかばうよりも、妹側についてしまい、ついには、妹の薦めで、高齢者住宅に入ることを決めて、家を出てしまったのです。Yさんはあまりに自分のペースで進めてしまったことにようやく気がついたのです。
そこで、Yさんは自分が申し立てた調停を取り下げて、もう一度、妹、弟と向き合う努力をしました。自分は家の名義だけでいいとし、預貯金は妹、弟に、さらに母親の財産管理や老後の面倒は弟、妹に託し、Yさんはもう関わらないので財産も要求しないことで、事態はなんとか収まったのです。
母親が家を出てしまったことは想定外で悔いが残る結果ですが、それでも、Yさんは自分の言葉で妹や弟の顔を見ながら手続きが終えられてよかったと思うのでした。


解決できたポイント

・調停を取り下げて、家族で話し合うようにした
・調停を進めても攻撃合戦になり、相当なストレスになることは避けられた


教訓にしたいこと

・互いに譲歩しないとまとまらない
・Yさんの一方的な案ではなく、弟、妹の意見も聞くようにした
★それでも解決しなかったら、依頼するのは、やはり、弁護士になる


これは避けたい!後悔するパターン

Yさんがあきらめて弁護士に依頼し、遺産分割協議の調停を申し立てる

兄も怒り心頭、弁護士を依頼。調停が始まり、弁護士同士の話し合いになる

調停が終わって遺産分割は決まるが、兄妹は絶縁。



弊社では様々なプランをご用意しております。
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