夢相続コラム

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“財産を減らさない相続対策”をしておきたい!

2021/06/07


“財産を減らさない相続対策”をしておきたい!

これからの生活を考えるために相談を

いまや100歳まで元気に生活できる時代。新しい生き方を模索しながら長寿を迎える人たちが増えていくことでしょう。家族のあり方、生き方、資産の持ち方などに前向きな選択をされる方が増えてきました。Nさんの場合をご紹介しましょう。
Nさん(男性70歳代)はもと開業医です。自宅1階で内科医院を開業していましたが、75歳になったことで一区切りとして医院を閉めたということです。これからの生活を考えるために息子に勧められて相続対策に取り組まれました。 Nさんの財産には現金が少なく、主な財産が自宅の土地、建物です。老後資金が不足する上に相続税も2000万円ほどかかることがわかりました。

資産を活用して快適な生活になり、不安解消

このままでは分けにくくもあるため、それを回避する方法として、自宅を売却し、住み替え、資産組替えを提案すると妻も子供たちも賛成してくれて、Nさんは早々に決断されたのです。希望価格で売却でき、売却代金の3分の1の資金でケア付の高齢者賃貸住宅に住み替えできました。家賃収入が入る不動産を購入することもでき、さらにいくつかの手堅く運用できる投資信託を組み合わせで保有し、バランスのよい資産保有となりました。

元気なうちに家族で「相続プラン」を作って対策を

このように元気なうちに決断をすることで、相続税の節税対策にもなり、家賃収入も入り、株の運用益も得られて、将来の不安も解消されました。
対策を進めるには、資産の現状や家族の状況を確認し、感情面、経済面に配慮した「相続プラン」を作って取り組むことが必要です。一番肝心なことは「本人の意思」で、認知症になったり、後見人がついたりすると前向きな対策はできなくなりますので、機会を逃さないようにしたいものです。
Nさんのようにそのままの形で資産を残すよりも、自分の財産を活用して快適な生活をする生き方ができる時代になっています。「相続プラン」はその方に合ったオーダーメードの内容で、感情面、経済面に配慮して用意することになります。相続対策のプラン作りから、実行までを一緒に取り組んでくれる専門家を選択し、家族と一緒に検討して進めてみてはいかがでしょう?

相続対策のポイント【感情面】

・普段からコミュニケーションを取っておく いざとなっては円満にいかない
・財産や生前贈与はオープンにしておく 疑心暗鬼のもとをつくらない
・寄与や介護の役割分担の情報共有をする 一方的な主張にならないようにする
・遺産分割でもめないようにしておきたい もめたら節税できない

相続対策のポイント【経済面】

・財産の評価を下げて相続税を減らす 不動産対策、生命保険など
・収益をあげて維持できる財産にする 家賃、株運用など
・現金を残しても節税にならない 対策に活用したい
・有料老人ホームに住むと節税できない 自宅には特例が使えて有利
・銀行預金がゴールでなくなった 貯めるよりも運用したい
・財産は分散して持つ 不動産+金融資産をバランスよく
・生活費が入る財産にしたい 必要なだけ入る仕組みが欲しい

弊社では様々なプランをご用意しております。
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