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【相続実例コラム】遺産分割・不動産売却:独身の姉が亡くなった加藤さん

2020/06/12


【相続実例コラム】遺産分割・不動産売却:独身の姉が亡くなった加藤さん

●相続関係者

被相続人 姉(独身、飲食店経営)
相続人16人(兄弟姉妹3人、先妻の子4人、養子1人、代襲相続人8人、相談者・弟)

●相続事情

加藤さんの姉が亡くなりましたが、一度も結婚の経験はなく、飲食店を経営して生計を立ててこられました。長女の立場を意識したのか、父親は早く亡くなりましたが、晩年は母親を引き取り、面倒をと同居をしていたということです。
姉が住んでいたマンションは、賃貸だと思っていたのですが買い取っていた事が死後わかりました。
マンションを見に行くと郵便受けに管理会社からマンションの管理費未納の請求書や都税事務所から固定資産税・都市計画税一期分未納の請求書やガス会社からの督促も届いていました。また、部屋の中には母親と姉の荷物がぎっしりとあり、家具などの引取りを見積もってもらうと数十万円はかかるとのこと。とりあえずは督促状が来ているものから支払うようにしましたが、これからも支払いばかりが増えると思うと気が気でなりません。なんとか早めに手続きをしたいと考えるようになりました。

●相談者にこられたきっかけ

加藤さんがこちらを知ったのは、図書館にあった私の著書を読んだことがきっかけだとのこと。亡くなった姉が78歳ですから、兄弟姉妹がそれぞれ70歳前後で、金銭的な負担も大変です。そこで、姉の所有するマンションを売却して 葬儀の費用不足を補いたいと考えたのですが、その場合も遺産相続になってしまうのかがわからず、相談に来られました。
加藤さんの両親は既に亡くなっていますので、加藤さんが考えるには、法律上の相続人は兄弟姉妹という事になるのだという認識でした。六人姉弟だったのですが、現存しているのは次女と加藤さんと弟の3人だということでした。

●運命の分岐点・ここがポイント

☆戸籍謄本調査で相続人が増えた
加藤さんにお聞きすると相続人の兄弟姉妹はそれぞれ自宅があり、亡くなった姉のマンションに住むことを希望する人もいないため、処分して現金で分けることが現実的だと判断できました。そのマンションは姉名義のままですから、まずは相続登記をしなくてはなりません。そこで、土地、建物の評価証明と登記簿謄本を取得するとあらたに母親の名義が2分の1登記をされていることが判明しました。どうやら最初から2人の名義で購入したようですが、一番親しくしていた加藤さんも知らなかったようで驚いていました。そうなると多少事情が変わり、2分の1については、母の相続登記をしなくてはなりません。
母親が亡くなったのは10年以上前ですから、そのときは何ら手続きをしていないとのこと。相続税の基礎控除範囲内の財産だったということでしょう。
さらに複雑にしているのは、加藤さんの父親は二度離婚しており、先妻との間に子供が3人いること、さらに子供の妻を養子にしていることもわかり、相続人は16人となったのでした。

☆マンションの売却価格
マンションの売却価格の目安がつかないと財産分与金の目安もつかないので、すぐに調査に入りました。最寄りの駅から徒歩2分程度と近いのですが、年数は築20年以上、ベランダが東向きで隣の擁壁が立ちはだかっているため、日当たりも望めません。また購入当初から手を加えていないため、リフォーム代が数百万円はかかると思われました。そこで持ち出しを押さえるにはリフォームしないで現況で購入してくれる不動産会社を探したところ、幸いなことにほどなく買い手は見つかりました。

☆相続人代表は1人に
相続人が16人ですから、姉の財産であるマンションを共有登記すると売却の手続きが大変です。そこで、加藤さんが代表でマンションを相続し、他の相続人には代償金を払うことがいいとアドバイスをしました。新盆の法要に集まる機会があるということで、加藤さんに説明をしておいてもらいました。手続きに関する書類はこちらで準備をし、全員に送付しましたが、たいていは協力的で押印して返送をしてもらいました。

☆1人だけ納得しない
早い人はお盆過ぎに印鑑証明書を添付して送付してくれていましたが、1人だけ納得しない代襲相続人が出てきました。その代襲相続人の法定相続割合は36分の1で金額にしても大きなものではないのですが、ハンコ代程度ではなく、法定割合分は欲しいという主張です。どうやら知り合いの弁護士に相談したとのこと。そこで、売却予定額や相続税評価額を提示し、そこからかかる費用を差し引いて法定割合の金額を提示しました。具体的な金額がわかると納得され、印鑑証明と現金を交換することで、ようやくまとまりましたが、マンションの売却は予定より日にちがかかってしまいました。

☆財産分与も完了
こうしたいきさつを経て、無事にマンションの売却を終えることができ、姉のマンションは現金化することができました。加藤さんが立て替えた管理費や固定資産税や翌年申告でかかる譲渡税を差し引き、残りを他の相続人に分けることができ、加藤さんも安堵されたのでした。

●相続実務士の視点

加藤さんはあちこち動き回り、大変な思いをされた用ですが、母親と姉との相続手続きが無事に完了し、ほんとうに喜んでおられました。こちらに依頼するまでは途中では投げ出したくなるほど面倒だったとのこと。相続人もそれぞれ70代近くですから、お母さんの名義の手続きも一緒に終えることができて、それもよかったと喜んでおられました。相続人の数が多いのでそれだけでも手続きは複雑ですが、兄弟姉妹や代襲人の甥姪ですから、長男の加藤さんが中心になることに異論を挟む人はなく、それもスムーズに進んだ要因です。また、こちらも司法書士の先生とタイムリーに打合せをしながら必要な書類を手際よく用意をできたこともよかったと思います。

弊社では様々なプランをご用意しております。
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