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夫婦に子供なく弟は独身。相続した家に住み続けるより収益生活に切り替え

2021/03/15


夫婦に子供なく弟は独身。相続した家に住み続けるより収益生活に切り替え。

親と同居した家を相続するとき

都内に住むFさん(60代・男性)が相談に来られました。10年前に父親が亡くなったときにも書籍を読んだと当社に相談に来られて、手続きのサポートをしています。 母親は昨年の秋に亡くなり、独身の弟とふたりで相続することになったと、また、相談に来られたのです。
相続税の負担を減らすためにも父親の財産は、すべて母親が相続しました。相続税の申告は必要でしたが、納税は不要となりますので、そうしたアドバイスをしています。
Fさんは長男で、何の迷いもなく両親と同居して、結婚してからも、ずっと生まれた家に住んでいました。30代で結婚してからも二世帯同居の生活でした。子供には恵まれなかったもののFさん夫婦も、親子も円満に暮らしてきました。 弟は30代で家を離れて独立しました。実家から2時間ほど離れたところが勤務先のため、母親名義でマンションを購入して1人暮らしをしています。そのため、実家を相続するのは、長男として同居してきたFさんになります。
そうした暗黙の了解はあるものの、母親は遺言書を残さなかったため、ふたりで遺産分割協議をしなければなりません。 弟には住んでいるマンションの他に現金もある程度分けるつもりです。

自宅もアパートも古くて

一番の問題は自宅もアパートも築40年ほど経っており、老朽化していることです。また、自宅近くに貸し宅地がありますが、地代も安く、借地人とのやりとりもわずらわしくなっていました。こうした状況での相続ですので、相続税が払えるのか、弟との遺産分割をどうしようかと不安ばかりです。
母親の残した預金では、相続税を支払うと現金が全く残らない状況です。現金を残すことを考えると、180坪ある土地の一部を売らないといけません。
土地は奥が長い長方形ですので、2分割して弟と土地を分けるには奥が敷地延 長の区画になってしまいます。相続税と弟への分割金を捻出するには、土地 を半分程度は売ることになってしまいます。
自宅もアパートも木造の建物で、古くなっているため、これから修繕費がかかりそうです。自宅の建物は40坪近くあり、Fさん夫婦だけで住むには広すぎることもあります。
また、アパートは敷地延長の地形で不整形地です。現況のままでは売ることもできません。

いままでの相続ならどういう方法が考えられる?

Fさんが自宅を相続して守っていく、いままでの一般的な相続の仕方はつぎのような方法が考えられます。
(1)敷地の一部を売却して相続税を支払う。
(2)弟に代償金を払うため①の相続税分と合わせて土地を売却しなければならない。代償金は財産の30%程度で了解してもらう。
(3)自宅とアパートを解体し、賃貸併用住宅を建てて維持する。

いままで相続の仕方をお勧めしなかった理由とは?

Fさんご夫婦には子供がなく、弟さんも独身。これから30年の借り入れをして100坪以上の土地を残しても、現在では、次世代に継承する人が想定できないため、将来の不安が残ります。
また、自宅と賃貸住宅は別棟にしたほうがわずらわしさは軽減するのですが、Fさんの土地は間口よりも奥に深い地形です。そこに2棟の建物を建てると現況のように、手前が自宅、奥がアパートとなり、日当たりや通路に難が出ます。ならば1棟にして賃貸併用住宅のほうがコストも間取りも効率はよいとなりますが、そうなると生活は落ち着かないところが生じます。
仮に、自宅の敷地の一部を売却する場合と全体を売却する場合とを比較すると、全体を売却したほうが高く売れることがわかりました。

180坪の土地を全部売却、組み替え

Fさんご兄弟の状況や財産の内容などを総合的に判断して、ご提案したプランは、自宅とアパート、貸し宅地を全て売却して、自宅を住み替え、アパートから区分マンションへ変えることです。
自宅は、同居するFさんが相続して売却すると、3000万円控除の特例を生かすことができ、相続税の取得費加算も使えます。弟は住んでいるマンションと売却代金の中から代償金として5000万円を渡すことができます。

タワーマンションに住めるゆとりができた

Fさんと弟さんはこの提案をご理解いただき、土地を全部売却する決断をされました。土地の価格が上がっている好条件もあり、すぐに買い手が見つかり、相続税の申告期限までに売買契約ができ、申告後に売却が完了しました。
Fさんご夫婦はとりあえず賃貸でタワーマンションに住み替え、ゆっくり自宅を探すことにされました。他にも収入源として区分マンションを2つ購入、毎月安定した家賃収入が入る資産を持つことができたのです。
弟さんにも予定通りに現金を渡すことができ、兄弟が協力して、円満に相続の手続きを終えることができています。

相続の仕方も変わる!活用してこそ財産

生き方も、生活スタイルも、財産の持ち方、使い方、相続の仕方なども時代の変化に伴い、少しずつ変わっています。相続や財産も自分スタイルに変えてもいい時代。後悔のない選択をされたほうがいい時代になったと思います。
お客様の中には、少しずつではありますが、いままでの形にとらわれない、自分たちに合った相続スタイルを選択される方も増えてきました。Fさんのように相続を機に長年住み慣れた自宅とアパートを売却、タワーマンションに住み替えることも、見事な決断をされたと感じます。
最近、Fさんご夫婦にお会いする機会がありましたが、とてもいきいきされていて、以前よりも若々しくなられました。資産組み替えのために物件を見に行くのも楽しんでおられることが伝わってきました。Fさんご兄弟、ご夫婦 を見て思うことは、相続税のために、財産保有のために苦しむのではなく、財産を前向きに、現実的に活用してより快適な人生を過ごしていただくことが できる時代です。切要なときに背中を押してあげることができる専門家でありたいと思います。

弊社では様々なプランをご用意しております。
お気軽にお問い合わせください。

 

 

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