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【相続事例】生前に贈与。もうこれ以上は渡せない!千葉さん

2020/12/10


【相続事例】生前に贈与。もうこれ以上は渡せない!千葉さん

相続データ

相続人 6人
配偶者なし・子6人(長男・次男・長女・三男・次女・四男)

□プロフィール
千葉家は代々農家です。千葉さんの父親も農業を継続してきましたが、もう15年程前に隠居を決め、農地は千葉さんに生前贈与したのでした。
千葉家の主な財産は土地が大部分を占めています。農地は自宅のまわりに2町歩近くと少し離れたところにいくつかありますが、全ての土地は公団の区画整理の中に入ってしましました。区画整理が始まったのはもう30年も前のことで、今は完了して、閑静な住宅地になっています。千葉家の所有地は減歩されてかなり少なくなったというものの、自宅が1000坪、隣接する畑が2000坪、離れたところにまた1000坪という具合に大きな土地を所有されています。

相続対策

◇相続対策1 農地の節税贈与
バブルの高騰期のころ、相続税が大変だということから、資産家である千葉家には様々なアドバイスがありました。その一つが農地の生前贈与です。生前贈与を受けた農地は自宅に隣接する畑の2000坪で、贈与税の納税猶予を受けています。これは農地を贈与する時の特例で、贈与税の課税を繰り延べするかわりに、相続の時に相続税を払うことになるしくみで、農地の贈与は農協の勧めで相続対策として手続きをしたようです。その農地は平成4年に生産緑地の申請をしましたので、固定資産税も安くなっています。

◇相続対策2 アパート建築
二つ目の相続対策として銀行から建築資金を借入、アパート4棟を建てています。駅からの距離はある立地ですが、賃貸事情は悪くなく、家賃で借入返済し、賃貸事業はそれほど苦労なくできていました。

◇相続対策3 変額保険
三つ目は銀行から勧められた変額保険でした。銀行から借入をして保険に加入しておけば、亡くなったときは相続税の資金が保険で下りるというものでした。銀行に勧められるまま加入しましたが、その後、バブル経済の破綻で変額保険の価値が急落し、保険金より借入返済の方が大きくなる一方だったため違約金を払って解約しました。銀行借入は2億円で、入る保険金がどんどん少なくなっていくので、とても継続できません。違約金4000万円は、土地を売却して捻出したようなことで、銀行と保険会社が利益を得たようなことで失敗だったと悔やまれますが早めに決断したことはよかったと話して下さいました。

遺言書を残した理由

◇千葉家は長男の千葉さんが両親と同居して、農業を継続しています。父親は3人の弟には生前に60坪程度の土地を贈与しています。2人はその土地に自宅を建て生活していますが、一番下の弟は若い頃から商売をするといっては父親から資金を援助しもらっていました。弟はつり具店をオープンし、商売が軌道に乗った時期もありましたが、やはりバブル経済の崩壊とともに経営は厳しくなり、贈与を受けた土地を売却してしまいました。お店も辞めて、サラリーマンになりましたが、どうも落ち着きません。その後も何度かお金の無心があり、父親は手を焼いていたようです。自分が失敗するたびに親の財産をあてにされたのではたまりません。他の兄弟の手前もあるので一人だけ特別扱いもできないのが一般的です。数年前にそこで500万円を渡すときにもうこれで最後だからと念を押したのですが、相続になったらまた要求するのではないかという心配がありました。そうした事情を知るまわりのひとから、遺言書を書いておいた方がいいという話を聞き、公正証書遺言を作成したのでした。

◇それぞれに贈与
遺言書の内容は、次男、三男、四男はすでに土地を分けてあるので、今回は現金300万円ずつ、妹二人には土地を45坪ずつ、残る財産は全て長男にという内容でした。千葉さんが心配していたのは、商売に失敗した弟のことです。父親が生存中には何度もお金の無心に訪れており、父親は少しずつお金を渡して助けていたようです。

◇遺言書でスムーズに
父親が亡くなってからは千葉さんにいくらか助けてくれないかと無心にきていました。しかし、父親の生存中に十分にしてあると思えるので、今までどおりには渡せません。そこで、遺言書があることを話したところ、ようやく納得したようでした。他に異論を申し立てる人は誰もなく、遺言を執行することでスムーズに手続きができたのでした。

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