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今すぐ知ってほしい 節税対策に取り組む前に確認する5つのポイント

2017/06/29


「節税対策」――そう聞くと大半の人が漠然と「大変そう」「難しそう」、さらには「後回しにしたい」と感じるのではないでしょうか。

そう感じる理由は、あなたが以下の2つの知識をもっているからです。

 

1つ目は、準備を始めるのは早ければ早いほどいいという知識。

2つ目は、財産の内容や本人と家族の状況や意思により、取り組む対策が全く異なるという知識。

どちらの知識も正しいものです。

相続の専門家としては、「できるだけ早いタイミングで」「細かく状況をお伺いして」オーダーメードプランをご提案したいのが本音です。

 

とはいえ、今すぐ専門家に相談するのはハードルが高いと感じる方もいるでしょう。

本記事ではそんな方に向け、節税対策に取り組む“前”に確認しておきたいポイントをご紹介します。

 

【節税対策に取り組む前に確認したい5つのチェックポイント】

チェックポイント①相続人は誰で、どんな状況か?

チェックポイント②相続税はかかるのか?

チェックポイント③相続の課題は何か?

チェックポイント④財産の分け方を決めているか?

チェックポイント⑤分割金、納税資金はあるか?

 

それでは、それぞれについて見ていきましょう。

 

チェックポイント①相続人は誰で、どんな状況か?

 

相続は、財産の内容だけでなく、離婚、再婚、未婚など家族の状況や同居、別居、家業の有無など経済的な状況が複雑に影響してきます。

 

何よりもまず相続人とその状況把握から始めましょう。

 

チェックポイント②相続税はかかるのか?

 

相続人の把握ができたら、次は相続税がいくらかかるかを確認します。

財産の確認、評価と整理をするようにします。

 

下記のリストにより、不動産、動産、負債について確認します。

そうすることで、相続税がかかる財産なのか、相続税がどのくらいの額なのかもわかります。

 

どの財産がどれだけあるかを把握することで、節税対策の方向性も決められるのです。

 

 

チェックポイント③相続の課題は何か?

 

財産に関しては課題の整理も重要です。

 

たとえば1つしかない不動産を複数人で相続する場合には、簡単にいかないこともあります。

不動産の担保設定、連帯保証などは持ち越さないほうがいいでしょう。

 

また、不動産を共有している場合はトラブルになりかねないため、早めに共有を解消することをおすすめします。

 

チェックポイント④財産の分け方を決めているか?

 

相続対策では「財産を分けられること」と「分け方を決めておくこと」が不可欠です。

相続人同士がもめて分割協議がまとまらなければ、特例が使えなくなり、節税もできないからです。

 

財産の分け方を決める方法としては、遺言書があります。

生前に十分な話し合いができなかった場合でも、遺言書があれば自分の意思を実現させることができ、悲惨なもめ事も防げます。

 

チェックポイント⑤分割金、納税資金はあるか?

 

相続税の納税は現金で一括納付が原則です。

また遺産分割に必要な現金も、合わせて必要になることもあります。

相続税の予想額を出し、遺産分割を考えると相続時にどれくらいの現金が必要となるかは、ある程度想定できます。

 

 

まずは以上の5つのポイントをチェックした上で、実際の相続対策に移りましょう。

 

執筆者紹介

【講師】曽根恵子

(株式会社夢相続代表取締役 公認不動産コンサルティングマスター相続コーディネート実務士)

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