夢相続コラム

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【相続を価値あるものにしたい】価値のある相続が本来の姿

2021/08/05


【相続を価値あるものにしたい】価値のある相続が本来の姿

価値のある相続が本来の姿

・価値のあるもので、意思が残った世代交代のセレモニーが相続
・親族が喜ぶこと、安心、楽を残してあげたいという自然の感情が本来の姿
・残された人にとっても、嬉しい、安心、楽できるなど、プラスになるいいことである
・有形、無形にかかわらず財産が増えることは価値のあることだと言えます。

相続は、いろいろな意味での世代交代のセレモニーだと言えますが、そのときになって、自分が生を受けて生きてきた証として配偶者や子供に何かを残したいと思うことは自然のことです。

何を残したいかは人によって違うでしょうが、一番分かりやすいものは、目に見えて確認できる動産や不動産となります。自分でそうした財産を築いてきた人は、それを配偶者や子供に残してあげたいという気持ちがあったからこそ、苦労も惜しまなかったことでしょう。あるいは、親から引き継いだ財産があった人は、それを減らさないように残してあげたいという気持ちがあるからこそ、好き勝手にしてこなかったという人もいるでしょう。いずれにしても、たいていの人は、自分の親族を大切にしたいという気持ちを持っています。

どういう形にしろ、自分の親族が喜ぶことをしたい、安心させてあげたい、楽をさせてあげたいというのが自然の感情ではないでしょうか。

だとすると、そうした意思が残った世代交代のセレモニーが相続ですから、残された人にとっても、嬉しいこと、安心なこと、楽をできることなど、プラスになるいいことであるはずです。

不動産や動産という形のある財産がある人は、今まで財産を所有していなかった相続人が はじめてその財産を分けてもらうのですから、文句なしに、財産が増えるいいことであるはずです。その中から相続税を払わなくてはいけないというリスクがついているというものの、基礎控除も大きく、最高税率は50%ですから、もらった財産の中から払えばすむことです。相続するのとしないのと、どちらが得かという損得勘定でいくとやはりもらえるものはもらったほうがいいに決まっています。

また、形のあるものだけでなく自分の意思を残すことも相続でできることです。その内容が残された人達を思いやる愛情にあふれたものであれば、感情的な部分で救われ、生きる勇気を与えられるはずです。

いずれにしても、今は自分が所有しているものを、自分が亡くなるタイミングで配偶者や子供に託すことが相続の姿です。何を託すかは、その人の環境や生活の事情によって千差万別でしょうが、残された人たちにとって、有形、無形にかかわらず財産が増えることは価値のあることだと言えます。

相続は、亡くなった人の人生の終わりではありますが、残された人にとっては財産を引き継ぐことであり、あらたなスタートにもなります。資産や負債は亡くなった人のものから、相続人のものとして引き継がれていくものですから、差し迫った相続税の申告を終わらせればそれで終わりということにはならないのではないでしょうか?

相続した財産は、一旦自分のものになりますが、また時を経て、次は自分の相続人へと継承させることも踏まえて、目前の相続を考えることが必要です。相続とは、ただ財産を分けることだけではなく、その後の生活や運命を左右する要素がありますから、適当にというわけにはいきません。

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