夢相続コラム

弊社の活動内容や日々のできごと、お知らせなどをお伝えします

【相続相談事例】3億円超の相続税申告書が手書き!70代税理士で大丈夫?

2022/03/17


【相続相談事例】3億円超の相続税申告書が手書き!70代税理士で大丈夫?

母親の相続

Tさん(40代・女性)は母親が亡くなり、父親と妹二人で相続税の申告の手続きを
することになりました。

母親が一人娘のため、父親が養子に入りましたが、農家だった祖父母から相続した
土地は父親よりも多く、約500坪が母親名義です。
また、土地の一部が道路拡幅のため、国に買収されましたので、現金も多く残っていました。

相続税は7000万円

以前より貸店舗を建てて賃貸事業をしていましたので、20年以上前から確定申告を
依頼している税理士があり、父親はいつもの税理士に相続税の申告も依頼をしました。

税理士の計算では土地が2億5000万円、現金が1億円あり、相続財産は
3億5000万円、基礎控除5400万円を引いたところで計算すると
相続税は約7000万円だと説明をされました。

納税はできるが

妹二人は嫁ぎましたが、長女のTさんは両親と同居してきたため、相続の手続きも
Tさんが父親をサポートする形で進めてきましたが、だんだん不安になり、
本を読んで相談に来られたのです。

母親の財産には現金もあり、配偶者の特例を使えば、3500万円ほどの相続税を
払えば済むため、納税に困るというわけではありません。
しかし、二次相続や土地活用を考えるといろいろな方法を検討して分割を決めたい
ところですが、税理士からはアドバイスがありません。

税理士から説明がない

何度か会ったということですが、土地の評価の仕方や説明はなく、明細書も
もらっていないということで、手元にあるのは手書きの財産なの一覧表と
相続税の計算の部分のみという状態です。

申告期限まで2か月半と時間が少なくなっているのですが、土地の評価について
減額の評価をしているのかすらわからないということです。

70代の税理士で慣れていない

Tさんの父親は80代、税理士は70代で、昔ながらの感覚で進めているようで
子供の意見は聞いてくれないため、相続の専門家として当社に入ってもらいたいと
いうのがTさん姉妹の希望でした。

そこでセカンドオピニオンとしてサポートすることにして、税理士が作成された
書類の確認や節税案、分割案、土地活用案をご提案することにし、書類の入手待ち
をしているところです。

相続実務士から

いまどき「手書きの書類」というところから不安があります。相続税の申告書作成の
ソフトも利用されていない場合、やはりセカンドオピニオンをつけて確認してから申告
をしたほうが安心でしょう。

弊社では様々なプランをご用意しております。
お気軽にお問い合わせください。

 

 

コラム執筆

まずはお気軽にご相談ください

相続は100人いれば100通り。お客様にとって最も好ましいオーダーメード相続。

代表・曽根恵子とスタッフが、相続に関するご相談を約1時間の面談でしっかりお伺いします

noimage

受付時間:月〜金(祝日のぞく)10:00〜17:00